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富士通様におけるVDX 6940シリーズのOEM開始の意味とは?

by Masatoshi Ito on ‎09-27-2015 10:11 PM - last edited on ‎10-08-2015 08:45 PM by aokuhara (1,881 Views)

富士通様より、9月7日にBrocade VDX 6940シリーズが国内OEM取扱いとして初となる販売開始が発表されました。

 

・富士通Webサイトでの発表
http://storage-system.fujitsu.com/jp/news/2015/vdx6940/

 

OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、字の通り他社製品を自社ブランドとして取扱いを行うことになります。

今回はVDX6940シリーズが、ブロケードの製品及び品質への取り組みの上に、富士通様品質の製品として扱いが始まることを意味します。

 

今回は、富士通様におけるOEM品としての取り組みなどを、ご紹介してみたいと思います。

 

VDX6940シリーズに限らず、富士通様における弊社製品のOEM化にあたり、下記の特徴が上げられています。

 

 ①富士通様独自の評価・テストにより高い品質を提供、
 ②国内最大規模のサポート体制でお客様システムの安定稼働を実現
 ③製品を熟知した富士通の技術者による迅速なトラブル対応
 ④富士通様独自の日本語ドキュメントにより適切な情報やサービスを提供
 ⑤販売網、導入実績/経験と製品/サービスとの組み合わせ

 

それぞれの特徴を細かく見ていきましょう。

 

①に関しては、採用に関して製品性能や市場への投入を見極める製品事業部様と、性能評価や品質管理を行う品質保証部門にて、ブロケードの品質保証とは別に、従来富士通様が培ってきた独自の品質試験により高い品質での提供を行っています。
特にスイッチ単体としての品質だけではなく、富士通様が製造販売しているサーバやストレージ、アプリケーションとの連携を重視した動作検証や品質管理が行われることが富士通OEMとしての独自の品質基準でもあると言えます。

 

②に関しては、顧客担当営業様・SE様とは別に、国内850箇所のサービス拠点と8000名以上のサービスエンジニアが、24時間365日体制で支援する仕組みがあるのが強みと言えると思います。
よって国内の殆どの場所で2時間以内にオンサイト対応ができるというのは、他社に無い強みです。

 

③に関しては、独自の検証からのフィードバックや日頃の対応で蓄積したノウハウだけでなく、15年以上にわたってブロケードとの連携により蓄えられた技術力を活かした対応ができるようになっています。

専門の担当者の配置及びノウハウ蓄積により、経験を活かした対応ができるのが強みです。

 

④に関してはOEMならではの特徴です。

富士通様では必要なマニュアルを日本語で提供していまので、お客様は日本語のマニュアルや構築ガイドなどを見ながら、設定や運用を行うことができます。
特に現場の導入や保守の流れに沿った資料や富士通様で行った実際の検証結果をもとにして、システム全体を構築するための流れを示した資料を提供できる点も富士通様の強みです。

 

⑤に関しては、富士通グループの販売網によるご提供やサポート体制の活用だけでなく、サーバ、ストレージ、アプリケーションを含めたシステム全体としての導入やインテグレートも享受できることが大きなメリットとなります。
つまり、スイッチに接続される機器や機能と連携するソフトウェアをすべて自社で開発し、サポートサービスまでワンストップで提供できる点が大きな特徴です。


以上のようにBrocade VDXシリーズをスイッチ単体だけでなく、システムへ組み込んだ提案やご提供ができるのも、富士通社OEM製品ならではの特徴となっています。

 

例えばVDIソリューションの視点では、下記事例のようなvCenterより富士通様のサーバやストレージと共にVCS FabricがVDI基盤への親和性を高めて運用ができるソリューションになっています。

VDIで用いるサービス毎のVLAN管理なども、vCenter連携機能により実現しています。

 

・学校法人東京電機大学様 導入事例
http://storage-system.fujitsu.com/jp/solution/case/740/

 

vCenter連携以外にも、仮想化環境への統合管理やテンプレート化への対応もできるソリューションもあります。
例えば富士通様の仮想化インフラ向け統合管理ソフトであるROR(ServerView Resource Orchestrator)においても、VCS Fabric の機能への対応が順次進んでおり、仮想化インフラにおける構築・運用自動化・監視を実現しています。
RORや富士通製サーバやストレージとVCS Fabricを組み合わせることにより、管理者の運用負荷を下げつつ、利用者にとって、"いつでも"利用できるクラウドポータルと運用管理基盤を提供する事を実現していると言えるでしょう。

 

・AGS株式会社様 導入事例
http://storage-system.fujitsu.com/jp/solution/case/660/


最後に、OEMとしての取扱いが行われる意義として、VCS Fabricを単純なネットワーク案件だけでなく、第3のプラットフォーム時代に向けた総合ソリューションとしてのご提供ができる事が、みなさまにとっての大きなメリットではないでしょうか。

 

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・参考URL(@富士通Webサイト)
http://storage-system.fujitsu.com/jp/products/switch/converged-switch/
http://storage-system.fujitsu.com/jp/lib-f/voice/vol16/
http://software.fujitsu.com/jp/ror/
http://storage-system.fujitsu.com/jp/products/tr/tr800/

 

・Brocade VDX ユーザ事例
http://www.brocadejapan.com/customer-references/pickup/vdx/case

 

・Brocade VDXシリーズ 製品ポートフォリオ概要
http://www.brocadejapan.com/special/brocade-vdx/